カツオをさかさまに描き尻尾を上にした構図は古来より尻上がりに物事が運ぶという意味が込められています

奥村土牛 松魚 129.7×42.7cm

奥村 土牛 1889年〈明治22年〉 – 1990年〈平成2年〉東京生まれ

現代日本の代表的な日本画家の一人。号である「土牛」は、出版社を営んでいた父が寒山詩の一節「土牛石田を耕す」から引用してつけられた。院展理事長。芸術院会員。文化勲章受章。梶田半古、小林古径に師事。刷毛で胡粉などを100回とも200回ともいわれる塗り重ねをし、非常に微妙な色加減に成功した作品が特徴とされています。<富士山図>が著名で、皇居にも飾られています。

後藤画廊(ごとうかみてん)おうちギャラリー gotokamiten