昭和を代表する日本画の巨匠東山魁夷の作品は今なお愛し続けられています。作品がテレビCMに起用されたり、唐招提寺御影堂障壁画はあまりにも有名です。又、奥様は岐阜出身の崎小虎の長女で岐阜との御縁があります。今回、唐招提寺御影堂障壁画の一部「波濤」や白馬が作品に描かれた「緑の詩」そして日本の山を描いたオリジナル版画や没後奥様の鑑修の元に制作された版画15点余り展示いたします。是非この機会に東山魁夷の魅力を心ゆくまでご堪能ください。

画廊風景

    

 

東山魁夷

1908年 横浜市に生まれる。

1929年 第10回帝展に「三国の秋」を出品し初入選。

1931年 東京日本美術学校日本画科卒業。結城素明に師事し、魁夷と号する。

1934年 第1回独文化交換学生としてベルリン大学入学。

1939年 第1回日本画院展で「冬日」が日本画院賞第一席となる。

1969年 文化勲章受章。文化功労者として顕彰される。

1979年 「日本東山魁夷絵画展覧会」が開催され訪独。

1980年 「第二期唐招提寺障壁画展」が開催される。

1995年 米寿記念「唐招提寺障壁画と画業60年の歩み、東山魁夷展」開催

1999年 死去。勲一等瑞宝章受章。

後藤画廊(ごとうかみてん)おうちギャラリー gokami

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