夜空の青がモスクの内部の壁に16世紀末から17世紀初めに青を基調に貼られたタイルを連想される作品。

平山郁夫の青が特に強調されている。

 ブルーモスクの夜  工藝版画

平山郁夫

昭和5年(1930)~ 平成21年(2009)広島県に生まれ

東京美術学校卒業後、前田青邨に師事。昭和28年、院展に初入選を果たし、以後同展を舞台に活躍。平成元年には東京藝術大学長に就任、10年には文化勲章を受章した。仏教をテーマに多くの名作を描き、さらには中近東から中国までのシルクロードを旅しながら取材し、幻想的な画風の中に壮大な歴史の流れを描きました。又、奈良や京都を初め日本各地の名勝形跡なども描かれました。

後藤画廊(ごとうかみてん)おうちギャラリー gotokamiten 後藤紙店