素朴な色使いと曲線そして遠近感が素晴らしい

斉藤清   奈良の秋  木版画

 

斎藤 清  1907年 – 1997年

福島県河沼郡会津坂下町出身の木版画家。文化功労者(1995年)。

独学で独自の木版画技法を確立。浮世絵版画の技法や西洋作家の近代的造形を取り入れ、日本的感情を表現した。安井曽太郎の木版に魅せられ、版画を研究した。版画の他に油彩や水墨画も数点残している。会津の風景を初め全国の風景や文楽、猫など日本の文化を題材にした版画作品は世界中で愛され、日本を代表する版画作家の一人。

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