作者前田 青邨 サイズ(cm)27.1×24.1cm

前田青邨作品展より「桔梗」を紹介します。
和紙に金泥で下塗りを施し花や葉はぼかしで濃淡をだし、
左下に描き空間のある青邨先生らしい作品です。
桔梗   27.1×24.1cm

 

前田青邨先生(明治18年(1885)~昭和52年(1977))は岐阜県中津川市の生まれで日本美術院を活躍の中心とし、大正から昭和いにかけての近代日本画壇を牽引しました。
昭和26年から昭和34年まで東京芸術大学教授を務め、法隆寺の壁画の再現や高松塚古墳壁画再現事業に携わり、後進者の平山郁夫や守屋多々志にも大きな影響を与えました。
昭和36年には文化勲章も受賞しています。