鵜飼俳句画賛 川合玉堂  台張り掛軸 東美鑑定書

水を空を焼きてからくる鵜舟かな

幼い頃書家を目指そうと志のあった川合玉堂の書は流れるようになめらかです。本作は篝火のみを描いた上に俳句が書かれ鵜舟などは描かれていませんが、あかあかとした水面や明るくなった空が浮かんできます。

玉堂の画賛は大変興味深い作品が多くあります。

後藤画廊(ごとうかみてん)