日比野拓史
青空を思い浮かべるといつも小学生の時みた登校中の朝の空を思い出す。他の人は夏の入道雲のある青空かもしれない、北国の人は冬の雪の平原に切り取られた青空を思い浮かべる人もいるだろう。青空という単語で人それぞれ違う風景を思い描く。感動も同じ青空でも人それぞれ受け取り方が違う。私はワニを通して私が感動した青空ではなく、見た人が感動した青空を記憶の底から呼び起こすような作品を作っていきたいと思っております。
地平線の果て10号 500.000円
後藤画廊(ごとうかみてん)おうちギャラリー