日本最初期の前衛絵画から昭和のモダン文化を彩るデザインの仕事、さらには美と抒情を統合した比類ない女性像まで、生涯にわたってさまざまな造形的挑戦を続けました。

胸元の黒色のボカシがより画面をを引き立てています。

婦人像  (水彩画)  27×24cm

 

東郷青児

鹿児島県生 1897年(明治30年)-1978年(昭和53年)

青山学院中等部卒業後、有島生馬に師事しました。後に渡仏し、リヨンの美術学校に学び。幻想的・装飾的な独自の女性像を描くことで才能を開花し、戦後は二科会の再建に尽力しました。

日本芸術院賞受賞。二科会会長・日本芸術院会員。文化功労者。

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