三輪休雪、第11代 1910年(明治43年)- 2012年(平成24年)
1983年(昭和53年)に人間国宝に認定される。
2003年(平成15年)三輪 壽雪(みわ じゅせつ)改号
土練機を用いず土踏みでの粘土作りを続けるなど、全ての作陶過程を自らの手で行う事にこだわりを持ち、晩年まで旺盛な制作活動を続けた。1941年に三重県津市に工房を構えていた川喜田半泥子に師事し、茶陶の制作技法を身につけた。長石を原料とした釉薬を用いる伝統的な萩焼に加え、純白の藁灰釉による「休雪白」の作品を発表している。