新緑の朴葉に盛られた川魚を新緑のカエデの葉で覆った爽やかな構図、

バックには金泥を施した。青邨先生らしい作品です。 

額寸 64×70cm

ご興味がございましたらご連絡をお待ちしております。

前田青邨先生(明治18年(1885)~昭和52年(1977))は岐阜県中津川市の生まれで日本美術院を活躍の中心とし、
大正から昭和いにかけての近代日本画壇を牽引しました。今年は没後40年目にもあたります。
昭和26年から昭和34年まで東京芸術大学教授を務め、法隆寺の壁画の再現や高松塚古墳壁画再現事業に携わり、
後進者の平山郁夫や守屋多々志にも大きな影響を与えました。昭和36年には文化勲章も受賞しています。
岐阜県美術館にも巧みな空間構成と流麗な線描、鮮やかな色彩を活かした歴史画の名作が多くあります。

後藤画廊(ごとうかみてん)おうちギャラリー