潔い線が何本も伸び、下の薄墨がより作品を更に引き立てています。
RIHAKU 画寸37×28 額寸55×45cm 木村希八制作版画 他の篠田桃紅の作品はこちらから
没後、篠田桃紅先生の作品はより評価が上がりました。5歳の時(本籍は岐阜)、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極め文字を解体し、墨で抽象画を描き始めました。1956年渡米し、ニューヨークを拠点に全米各地で個展を開催しました。58年に帰国して後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京・芝にある増上寺大本堂の襖絵などの大作制作の一方で、リトグラフの制作、そして100歳を越えてからも随筆を手掛けるなど、活動は多岐にわたりました。
2005年には京都迎賓館の貴賓室に絵画を制作。ニューズウィーク(日本版)の「世界が尊敬する日本人100人」に選出。
2007年には皇室専用の新型車両の内装壁画を制作。
後藤画廊(ごとうかみてん)おうちギャラリー gokami 後藤紙店