棟方 志功(むなかた しこう)青森生まれ
1903年(明治36年)~1975年(昭和50年)木版画家。油絵より版画へと興味を移し、本格的な木版画制作を始める。昭和11年に柳宗悦、河井寛次郎ら民芸運動の人々と知り合い、これがのちの棟方芸術に多大なる影響を及ぼした。文化功労者、文化勲章受章。
夢應鯉魚版画の柵(慈航鏡版画柵) 神妙の柵(遊群の柵)1940年(昭和15年)31.8×31.8cm
雨月物語の場面を作品にした一場面で棟方志功が生涯愛した鯉が連なって泳いでいる。志功37歳で釈迦十代弟子を制作した年。
後藤画廊(ごとうかみてん)おうちギャラリー