7月22日(火)~8月4日(月)(日曜休廊)
今年生誕140年をむかえた前田青邨(1885-1977)は岐阜県中津川市の生まれで日本美術院で活躍し、大正から昭和にかけての近代日本画壇を牽引しました。昭和26年から昭和34年まで東京芸術大学教授を務め、法隆寺の壁画の再現や高松塚古墳壁画再現事業に携わり後進者の平山郁夫や守屋多々志にも大きな影響をあたえました。昭和36年には文化勲章も受賞しています。 今回はたらしこみの技法で描かれた牡丹の作品や水墨で描かれた龍の作品をはじめ素描作品などを展示いたします。