作者 | 片岡球子 | サイズ(cm) | 54.7×48.5 |
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御殿場から見た勇ましい富士山の雪の白色と空の青色、すそ野の赤そして緑色の大輪の花と何とも豪華な作品。
学校の先生と画家の活動を力を抜くことなく全力で向かっていたが、若い頃は画壇になかなか認められずそれでも小林古径先生の助言もあり自身のスタンスを貫き通し生涯、作品に対するストイックな考え方、真摯な向かい方には後輩の画家たちにも多大な影響を与えました。
特に富士山には毎週のように足を運んで描き、そのデッサンの数は多数あると言われています。
めでたき御殿場の富士 54.7×48.5cm リトグラフ 2015年制作
片岡球子
1905年(明治38年)~2008年(平成20年)札幌市に生まれ
1923年 北海道庁立札幌高等女学校師範科卒。日本画家を志す。
1926年 女子美術専門学校日本画科高等科卒業。横浜市立大岡尋常小学校教論となる。
1955年 大岡小学校を退職。女子美術大学講師就任。
1966年 愛知県立芸術大学が開校、日本画科主任教授、
1973年 (昭和48年)より客員教授。
1989年 文化勲章受章。
1992年 「画業70年片岡球子展」日本橋三越とパリで開催。