東郷 青児
洋画家。鹿児島県生。(1897-1978)
青山学院中等部卒業後、有島生馬に師事する。のち渡仏し、リヨンの美術学校に学ぶ。幻想的・装飾的な独自の女性像を描くことで、才能を示し、戦後は二科会の再建に尽力した。
日本芸術院賞受賞。二科会会長・日本芸術院会員。文化功労者。
昭和53年(1978)歿、80才
日本最初期の前衛絵画から昭和のモダン文化を彩るデザインの仕事、さらには美と抒情を統合した比類ない女性像まで、生涯にわたってさまざまな造形的挑戦を続けました。本展では、「東郷様式」と呼ばれた独特のスタイルが確立する